この記事では、幅の狭いドラム式洗濯機2種について紹介します!
近年、時短家電に注目が集まっています。
現代における3種の神器は「食器洗い乾燥機」「ロボット掃除機」「ドラム式洗濯乾燥機」 であると言われたりもしてますよね!
その中でも、もっとも購入ハードルが高いのがドラム式洗濯機だと思います。
金額が高いという点も理由の1つではありますが、なにより一般の縦型洗濯機よりも大きいため、置けるかどうか分からないという方も多いと思います。
そこで今回は、幅の小さいドラム式洗濯機について、2種類ご紹介します!
初めに結論をお伝えすると、換気ができない空間の場合は、シャープ・ES-S7F一択となります。
また、この記事の内容は、家電量販店の販売員さんに相談した際に教えてもらった内容です!
最小クラスのドラム式洗濯機2種類の違いが分かりますので、参考にしていただければと思います!
最小はこの2製品!
この記事で比較する製品は、次の2つです。
- シャープ・ES-S7F
- パナソニック・Cuble(キューブル)NA-VG760L
この2つを選んだ理由はとしては、次の通りです。
- 乾燥機能があること。
- 横幅が60cm以下であること。
- 家電量販店で店頭展示や取り扱いがあること。
- 大手4メーカー(シャープ、パナソニック、日立、東芝)であること。
家電量販店での一般的な搬入可能目安としては、「横幅+10cm」の通路が確保できれば搬入可能です。
ただし、それ以下であっても、「横幅+5cm」がギリギリ搬入出来るか出来ないかのラインであるとのことです。
「横幅+10cm」が確保できない場合は、現場合わせで判断することになるそうです。
私の家は扉の幅が、扉本体を取り外してギリギリ65cmだったため、ドラム式洗濯機を購入するには「横幅60cm以下」という基準をクリアする必要があるのです。
一昔前の作りの家であれば、同様の扉幅のご家庭も多いと思いますので、「横幅60cm以下」を基準にこの2製品を選定しました。
なお、2022年2月17日にES-S7Fの次世代モデルES-S7Gが発売されていますが、カラーが変更になっただけで機能面での違いは無いため、どちらでも同じです。
大きな違いは乾燥方法!
今回比較する2製品の大きな差は、乾燥方法の違いです!
シャープ・ES-S7Fはヒーター式(水冷除湿タイプ)の乾燥方式を採用しています!
パナソニック・Cuble(キューブル)NA-VG760Lはヒーター式(排気タイプ)を採用しています!
そして、冒頭でもお話しましたが、結論としては、洗濯機置き場に換気扇などが無く換気ができない場合は、シャープ・ES-S7F一択となります。
乾燥方法は3種類ある!
ドラム式洗濯機の乾燥方式は、次の3つの種類があります。
- 水冷除湿のヒーター式乾燥
- 排気タイプのヒーター式乾燥
- ヒートポンプ式乾燥
水冷除湿のヒーター式乾燥とは
高温の風を衣類に直接当てて乾燥させる方式です。
ドライヤーで髪を乾かすのと同じイメージです!
衣類に当てられた風は、衣類の湿気を吸収します
その湿気を含んだ空気の温度を、水道水を利用して下げます。
温度が下がることで結露するため、この水分を排水することで、除湿をおこないます。
シャープ・ES-S7Fはこの方法を採用しています。
排気タイプのヒーター式乾燥とは
高温の風を衣類に直接当てて乾燥させるという点では、上記の水冷除湿タイプと同じですが、除湿方法に違いがあります。
排気タイプの場合、水道水による結露を利用したりはせず、湿気を含んだ空気をそのまま洗濯機の外に排出します。
パナソニック・Cuble(キューブル)NA-VG760Lはこの方法を採用しています。
つまり、キューブルを設置する場所は、換気ができる空間でなければ、湿気が高まってしまいます。
ヒートポンプ式乾燥とは
乾燥した中高温の風を衣類に当てて乾燥させる方式です。
ヒーター式との違いは、当てる風の温度が60℃前後のため、衣類が痛みにくい点です。
パナソニック・Cuble(キューブル)が採用している方法は「低温風パワフル乾燥」という名前の乾燥なので、
低温ってことはヒートポンプ式なのかな?
と誤解しそうですが、実際は先ほど述べたようにキューブルは排気タイプのヒーター式乾燥ですので、ご注意ください!
また、ヒートポンプ式を採用している洗濯機は、本体サイズが大きく価格も高くなりがちな特徴があります。
まとめ
今回は、幅の狭いドラム式洗濯機2種について紹介しました!
ドラム式洗濯機は幅60cm越えが大半を占めているので、洗濯機置き場や廊下が狭いとどうしても選択肢が限られてしまいますよね。
今回紹介した通り、60cm以下で換気ができないとなると、ほぼ一択でシャープのES-S7Fになりますね
また、今回は乾燥方式に着目して紹介しましたが、洗濯機ごとにデザイン・容量・時間・騒音なども比較して、ご自身に一番合った商品を見つけてもらえればと思います!