この記事では、代表的なトレーニングギアの使い方について紹介します。
みなさん、こんにちは!
日々のトレーニングは捗っていますでしょうか??
本ブログでは、痩せ型・細身の方に向けたボディメイク情報を発信していますが、
トレーニング初心者の方が、少しずつトレーニングを進めていくと、
どうも上手く効かせられている気がしないなぁ。
と感じる種目や部位が出てくると思います。
また、他にも、
この部位は、いつもよく痛めがちなんだよね……。
といったこともあると思います。
そこで、この記事では、代表的なトレーニングギアのメリットと、実際に私が使用しているギアについて紹介します!
・トレーニングギアの購入を検討している。
・トレーニング初心者で、フォームが安定していない。
・狙った部位を追い込む前に、別の部位が限界を迎えてしまう。
・上手く効かせられている気がしない。
・痛めがちな部位がある。
今回の記事を参考に、日々のトレーニングにギアを導入することで、より効果的にトレーニングを行いましょう!
トレーニングギアとは?
トレーニングギアとは、トレーニングをより効率的にするために補助するアイテムのことです。
ジムに行くと、ベテランの人たちが手首や腰に巻き付けている、格好良いアレです!笑
トレーニングギアを使用することで得られる効果は、次の通りです。
・余計な力が加わることを防ぎ、トレーニングの効果を高める。
・怪我を防止できる。
このように、トレーニングギアはあくまで補助アイテムですので、絶対に必要というわけではありません。
経済的に余裕がなくて、使えるお金が限られる場合は、トレーニングギアを購入するよりも食事にお金を費やした方が良いと思います。
①パワーグリップ
パワーグリップは、主に握力を補助するためのアイテムです。
「対象としている部位を追い込み切る前に、先に握力の限界が来てしまう」ということを防止できます。
・チンニング(懸垂)
・ラットプルダウン
・デッドリフト
上記の通り、パワーグリップは主にプル系(引く系)の種目に効果を発揮します。
また、握力を補助する以外にも、手を保護するという効果もあります。
特に、デッドリフトで高重量を扱う場合は、手にマメができてしまうこともありますが、パワーグリップを使用することで手の表面にかかる負荷を軽減して、痛みを和らげる効果があります。
手を保護する効果だけで言うと、後述するトレーニンググローブでも効果はありますね。
パワーグリップは、握力や前腕がすぐに限界を迎える初心者にこそ特にオススメのトレーニングギアです!
私が愛用しているパワーグリップは、ALPHA-COMFORTです。
パワーグリップは他にも、GORILLA SQUADのゴリラグリップスも使用したことがありますが、ALPHA-COMFORTの方が生地が薄く、扱いやすかったです。
手が大きく、グリップするバーなどが細い場合は、生地が厚いゴリラグリップの方が掴みやすいかもしれません!
②トレーニングベルト
トレーニングベルトは、腹圧を高めることによって、腰の怪我を防ぐことができます。
名称は他にもパワーベルト、リフティングベルトなどと呼ばれています。
・デッドリフト
・スクワット
ここで、トレーニング初心者には、次のような疑問が浮かんでくると思います。
腹圧って一体なんだろう??
腹圧とは、お腹の内側の圧力のことです。
お腹周りの筋肉(腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋など)や横隔膜が収縮することで腹圧が高まります。
腹圧を高めると、体幹部が安定するので、トレーニングを行う際も上手く力を入れられるようになります。
また、デッドリフトやスクワットを高重量で行う場合は、腹圧を常に高めておかないと腰などの関節を痛めてしまう原因になります。
今、あなたの手元に「ほどほどに空気が入った風船」があると想像してみてください。
この風船は、空気がパンパンに入っているわけではないので、左右に振るとふにゃふにゃしています。
この風船の真ん中を輪ゴムで軽く絞めたらどうなるでしょう?
風船内に入っている空気が少なくても、胴体を輪ゴムで締め付けることで、ふにゃふにゃではなく、ある程度芯がある状態になると思います。
これが腹圧の分かりやすいイメージです。
トレーニングベルトでお腹周りを締め付けることにより、上記の風船と同じイメージで腹圧が高まるため、体幹部が安定します。
体幹部が安定しておらず、フォームに慣れていないために怪我をしやすい初心者は、積極的にトレーニングベルトを使用するようにしましょう!
ただし、トレーニングベルトを使用する際は、注意点もあります。
それは、内臓に負担が掛かると言うことです。
腹圧を高めると言うことは、お腹の内側の圧力が高まると言うことです。
そして、お腹の内側には、胃や腸などの内臓が多く存在しています。
腹圧を高めると、内臓にも負担を掛けてしまうので、トレーニングベルトを使用する際は気をつけましょう!
私は愛用しているトレーニングベルトは、Schiekのリフティングベルト です。
Schiekのベルトは、一般的な「穴に引っ掛けて固定する」タイプのベルトとは違い、マジックテープで固定するため、微調整がしやすいです。
③リストラップ
リストラップは、手首に巻き付けて、手首を過度な負荷から守るために使用するトレーニングギアです。
「コルセットの手首版」のようなイメージです。
ベンチプレスなどのプッシュ系の種目では、手首に負荷が掛かってしまうことがあります。
また、手首を痛めやすい人は、高重量を扱っておらずとも手首が痛くなってしまうことがあります。
例えば、腕立て伏せで手首が痛くなった経験がある人もいるかもしれませんが、あれはまさに自重という負荷が手首にかかることで痛みが起きているのです。
このように、手首を痛めやすい人は積極的にリストラップを使用することをオススメします!
私も手首を痛めやすいので、よくお世話になっています。
また、よく似た名前のトレーニングギアとして、「リストストラップ」と言うものがあります。
・リストラップは、手首を保護するもの。
・リストストラップは、握力を補助し、ウエイトを握り込んだ際の安定感を向上させるもの。
上記の通り、リストストラップは握力を補助するアイテムなので、用途としてはパワーグリップと近いです。
では、リストストラップとパワーグリップは何が違うのかと言うと、
・パワーグリップは、握り込むだけで使用できるので、時間が掛からないが、その分安定感に欠ける。
・リストストラップは、タンベルなどに巻き付けて使用するので、時間は掛かるが、その分しっかりした安定感がある。
このような違いがあります。
種類が多くて、ややこしいですね。笑
話を戻しますが、リストラップは手首を保護するためのトレーニングギアなので、次のような人には必ずしも必要なアイテムではありません。
・手首が強く、滅多に痛めることがない人
・高重量を扱わない人
ご自身の予算や手首の強度と相談した上で、必要に応じて購入しましょう!
私が愛用しているリストラップは、Schiekの赤色のリストラップです。
Schiekのリストラップは、色によって素材の硬さが違います。
Amazonのレビューを見ると、赤色が一番汎用性が高そうでしたので、この色にしました。
④トレーニンググローブ
その名の通り、トレーニング用の手袋です。
期待される効果としては、主に次のようなものです。
・冬場で、ダンベル冷たくなっている場合に、グローブをすることで冷たさのストレスを感じることなく握れるようになる。
・滑り止め加工により、グリップ力が向上し、握力を補助できる。
・いわゆる「鉄の洗礼」から手を保護できる。
鉄の洗礼とは、要するに手にできるマメのことです。笑
高重量のプル系種目を素手で行なっていると、次第に中指や薬指の付け根付近にマメができてきます。
さらに続けていると、小指の付け根付近にもマメができます。
トレーニンググローブを使用することで、これを軽減することができます。
ちなみに、トレーニンググローブのデメリットとしては、手が覆われて蒸れやすいため、夏場の使用はあまり快適ではないという点です。
これについては、指先が覆われていないタイプであれば解消できますが、指先に生地がない分、グリップ性能は下がってしまいます。
また、リストラップ機能が付いたトレーニンググローブも存在するため、同時に使用したい方は検討されても良いかもしれません。
私が愛用しているグローブは、FieldCoreのMOIST GRIP グローブです。
こちらは、ワークマンで購入しました。
なんといっても、980円という安価でありながら、グリップ力に優れている点が素晴らしいです。
まとめ
今回は、初心者の方に向けて、代表的なトレーニングギアの効果を紹介しました!
自分は初心者だし、トレーニングギアはまだいいかな。
初心者がトレーニングギア付けても周りから変な風に思われそうだし…….。
このように考えられる人もいるかもしれません。
ですが、トレーニングギアは、フォームが安定しておらず、対象部位に適切に効かせることが難しい初心者の方にこそ使って欲しいアイテムだと思います!
それに、ジムで真剣にトレーニングしている人は、自分に筋肉に必死ですから、周りのことなんて全然気にしていないですよ!
ですので、安心してトレーニングギアを装備しちゃってください!