この記事では、自宅トレーニングのメリット・デメリットを紹介します。
当ブログでは、細身の方に向けた筋トレ情報を発信しており、トレーニングされる方を応援しています。
筋トレを始めたての初心者が一度はぶつかる悩みに、「ジムに行くか、家でトレーニングするか」問題があると思います。
多くの方は、初めは自宅で腕立て伏せなどの自重トレーニングから始めて、少しずつ知識を増やしていくことになると思いますが、ネットで調べると色々なところで「ジムに行こう!」と書かれています。
過激なところでは、「自宅でのトレーニングなんて無意味!」とまで書く記事もあったります。
そんな風に書かれると、不安になりますよね。
そこで今回は、自宅でトレーニングを行うメリットとデメリットを紹介します!
結論を先にお伝えすると、私の意見としては、初心者に家トレはとてもオススメです!
トレーニングを行う場所は、今回紹介する自宅以外にも、ジムや公園など、様々な選択肢があります。
そして、それぞれ一長一短の特徴があります。
家トレの特徴を理解した上で、自分に最も合うトレーニング場所を見つけましょう!
なぜ家トレがオススメなの?
私は、自宅でのトレーニング(家トレ)が、初心者には1番オススメだと思っています!
ガリガリの人・初心者の人にとっては、ジムでのトレーニングはハードルが高く感じてしまうのです。
例えば、実際に私はジムに行く前に次のようなことを不安に思っていました。
・ガリガリが器具使いやがって、邪魔だなぁ。
・扱う重量軽すぎでしょw
・全然正しいフォームでできてないじゃんww
実際にジムに行ってみるとわかりますが、多くのトレーニーは自分の筋肉をパンプアップさせることに夢中なので、周りのことなんてほとんど見ていません。
トレーニーが周りを見渡しているときは、器具やマシンの空き状況を確認しながら、次に自分が行う種目や順番を考えていることがほとんどです。
しかし、そうは言っても、不安なものは不安ですよね。
これは私もそうですが、細身の方は周りの目を過剰に気にする人が多いと思います。
このような心持ちで無理してジムに行くと、もしもそこで嫌な経験をしてしまった場合、トレーニング自体が嫌になってしまうかもしれません。
トレーニング・ボディメイクで最も重要なことは、継続することです。
それならば、家トレである程度の経験・知識・自信を手に入れてからジムに行く方がいいと思います。
メリット
家トレのメリットは、次の通りです。
・会費がかからない!
・時間を選ばない!
・周りの目を気にしなくて良い!
・自分のペースでトレーニングできる!
会費がかからない!
家トレの大きなメリットとしては、会費がかからないことです。
ジムに通うためには、月額会費や、回数券などを購入する必要があります。
家トレであれば、そのような利用料金は掛からないので、財布事情を気にすることなくトレーニングを行うことができます。
時間を選ばない!
家トレは、どんな時間でも、自分の思い立った時にトレーニングを始められます。
例えば、公営ジム(公営スポーツ施設のトレーニング室)を利用する場合、深夜や早朝は使えないことが多いです。
また、そのような公営ジムの場合、時間ごとに利用が区切られている場合があります。
公営ジムでは、下記のように利用時間が区切られていることがあります。
・12:00〜14:00
・14:00〜16:00
・16:00〜18:00
もしこのような場合に、15:00〜17:00の2時間でトレーニングしたいと思った場合、「14:00〜16:00」と「16:00〜18:00」の利用券を購入する必要があります。
このように、時間で区切られている場合、時間の融通が効かないので、スケジュールにジムを入れるのではなく、ジムに他のスケジュールを合わせなければなりません。
また、最近では24時間営業のジムも増えてきました。
「エニタイムフィットネス」などが有名ですよね。
確かに、24時間営業のジムであれば、トレーニングを行うことはいつでもできます。
しかし、そもそもジムに行くこと自体に時間がかかります。
・行くための持ち物の準備(トレーニングウェア、プロテイン、トレーニングギアなど)
・自宅からジムまでの移動時間
・ジムでの受付・着替え
一方で、家トレであれば、時間を選ぶことなくトレーニングを行うことができます。
ジムへの移動時間もかかりませんし、必要な道具は家にあるので荷造りをする必要もありません。
深夜であろうが早朝であろうが、好きな時にトレーニングを始めることができます。
時間が区切られているなんてこともないので、好きな時間に始めて、好きな時間に終了することができます。
時間の融通が効くのは、忙しい社会人には重要ですよね!
周りの目が気にしなくて済む!
「トレーニーの多くは、周りのことなんて大して気にしていない」というのは前述した通りです。
一方で、それでも周りの目が気になってしまうという人がいるのも事実です。
かくいう私も、ジムだけでなく普段から周りの目が気になって仕方がないタイプです。
家トレは、当然周りに人がいないので、周りの目を気にする必要がありません。
これは、初心者トレーニーにとって、とても大きなメリットです!
自分だけの空間で、周りの目を気にすることなくトレーニングに集中することができます。
自分のペースでトレーニングできる!
多くのジムでは、1つの器具を連続で使用できる時間が定められていたりします。
これは、1人が同じ器具をずっと使って、他の人が全然その器具を使えないという事態を防ぐためのルールです。
スクワットラックやベンチプレス、各種マシンなど、大体20分〜40分で交代しなければなりません。
この時間交代というものは、利用者みんなが快適に利用するためには必要なルールであるものの、
もう少し追い込みたいけど、時間だから交代しないとなぁ……。
ということもあると思います。
家トレであれば、順番待ちなんてものは当然無いので、気の済むまで追い込むことができます。
デメリット
家トレのデメリットは、次の通りです。
・モチベーションの維持が大変
・器具を購入するため、初期費用がかかる。
・器具を置くため、部屋が狭くなる!
モチベーションの維持が大変!
トレーニングを継続するためには、モチベーションを維持することが大切です。
ジムに行く場合は、「ジムに辿り着くまで」はやる気を振り絞って行動しなければいけません。
しかし、一度ジムに辿り着くことさえ出来てしまえば、あとは体が勝手に動きます。
なぜなら、ジムでは周りの目線があるため、サボることが許されないからです。
この効果は、カフェでの試験勉強が捗るのと同じですね。
一方で、家トレは周りの目線がない分、サボり放題です
このような状況で、サボらずに真面目にトレーニングに励むことができるか否かは、己との戦いになります。
また、サボるサボらないを抜きにして考えた場合でも、ジムでは周りにマッチョがたくさんいるので、その環境自体がモチベーションを高めてくれます。
僕も、こんな風にかっこいい体になるぞ!!
周りを見渡すだけで、こんなやる気が湧いてきます。
家トレでは、周りを見渡しても誰もいないので、モチベーションは自分で高めるしかありません。
YouTubeでマッチョな人のトレーニング映像を流すなど、工夫次第でモチベーションを高めることはできますが、やはり目の前で実際に頑張っている人を見る方が、刺激を受けやすいでしょう。
器具を購入するため、初期費用がかかる。
家トレでは、ダンベルやベンチなどの器具を購入する必要があるため、初期費用がかかります。
ジムであれば、会費・利用料さえ払えば、そこにある器具を使うことができます。
しかし、家トレでは、トレーニングをするために器具を購入する必要があるので、初期費用の観点からはどうしてもジムより高くなりがちです。
一応、器具を使うことなく、自分の体重だけでトレーニングを行う「自重トレーニング」という方法もあります。
自重トレであれば、必要なのは己の肉体とトレーニングを行う空間だけなので、費用はかかりません。
しかし、効率的に体を大きくしてガリガリを抜け出すには、トレーニング器具は必要になってきます。
自重トレだけでは、行えるトレーニングの種類に限りがありますからね。
トレーニング器具は、確かに初期費用はかかりますが、安物ではなくしっかりしたものを購入すれば、何十年も使い続けることができます。
短期的に見れば大きな出費に感じますが、使えば使うほど1回あたりの値段が下がっていくので、長期的に見ればジムに通うよりも安く済みます。
例えば、6万円するダンベルでも、600日使ったら1日あたり100円ですよね!笑
器具を置くため、部屋が狭くなる!
家トレでは、トレーニング器具を自宅に置かなければならないため、部屋が狭くなります。
ジムに通う場合は、ジムに行けば必要な器具が揃っているため、自宅にトレーニング器具を一切置かなくても良くなります。
一方、家トレを行う場合は、器具を設置するスペースを確保する必要があります。
ダンベル程度であれば、部屋の片隅に置いておけるので、そこまで部屋を圧迫するということはありません。
しかし、フラットベンチやインクラインベンチを置くと、かなり部屋が窮屈になります。
そこにさらに懸垂スタンドなんて置いてしまったら、本当に狭くなってしまいますね。
まとめ
今回は、初心者に家トレがオススメである理由と、家トレのメリットとデメリットについて紹介しました!
トレーニングジムは、多種多様なトレーニング器具が揃っており、効率的に筋肉を成長させるためには非常に良い場所です。
一方で、ボディメイクは継続が大切です。
- 料金が高い
- ジムまでの距離が遠い
- ジム利用者の民度があまり良くない
などなど、様々な理由でジムに行かなくなってしまう・トレーニングをやめてしまうことも考えられます。
家トレはそれらを解決する手段の1つとして有効です。
また、確かにジムは効率的に筋肉を成長させるためには有効な場所ですが、ジムでなければ筋肉が成長しないというわけではありません。
自宅でのトレーニングでも、筋肉は成長させることができます。
自分に最適な方法を見つけて、理想のボディを手に入れましょう!
また、家トレで必要なものについて、別の記事でまとめていますので、よければそちらもご覧ください!